
More about Art Therapy アートセラピー
アートセラピーは、正確な語彙や言葉による表現に頼らず、自分の感情や思考(意識・潜在意識)をアートで表現するよう導きます。言葉からアート(絵、粘土、コラージュ、詩、音楽、リズムや動き)へと表現手段を変えることで、思考プロセスを変化させ、思考や視野の幅を広めることができるのです。
アートセラピー(芸術療法)が脳波や感情、神経系に影響を与え、脳機能を高めるという科学的証明が、リハビリテーション医学や神経科学の分野で増えてきています。これらの効果は、作品を作る作業やアート(動き、音楽)を体験することによっても得られます。
従来のトークセラピー(対話中心の心理カウセンリング)は、その経験を言語化することが困難な人にとっては、困難な課題でもあります。その代替として、アートセラピーは、創作物の中でトラウマの感情、記憶、影響を探求し、処理する場を提供します。アートセラピーは、発達障害、身体的障害、教育的障害、社会的障害、心理的障害を経験している人に効果的な治療法とも言えます。アートセラピーの主な目標は、クライアントの生活機能と個人的な幸福感を改善または回復させることです。
アートセラピーにおける「アート」とは、絵を描くことだけではなく、コラージュ、造形、粘土、音楽、ダンス、演劇、写真、文章や詩、さらにはガーデニングや料理など、あらゆる創作的な表現が含まれます。作品だけでなく、その制作の過程が大切な気づきや成長のプロセスとなります。どのような素材やテーマがクライエントとって最も適切であるかを見極めるのに、アートセラピストの経験や感受性が重要ですが、そののプロセスはクライエントとの共同作業になりますので、クライエントとセラピストの相性も重要です。